ミュージシャンとしての経歴をもつとともに、実業家として自らが経営しているZOZOTOWNを、日本でも有数のアパレル通販サイトへと急成長させた前澤友作氏。 “ニュータイプの経営者”ともいわれているその言動や経営手腕などを調べてみました。また、世間を驚かせたニュースや地元・千葉への愛を感じるエピソードも紹介しようと思います。
前澤友作氏とは
前澤友作氏の高校生時代はバンド活動が中心だったそうです。平成10年にはメジャーデビューもしているとのことです。
音楽活動の傍ら始めた、輸入レコードやCDの通販事業が軌道に乗ったため会社経営に専念。22歳で株式会社スタートトゥデイを起ち上げました。ちなみに社名は、前澤友作氏が好きなバンドの曲名だそうです。
また、現代アートのコレクターとしても知られていてオフィスには著名な作品が飾られているようです。平成28年には、ニューヨークで行われたオークションでジャン=ミシェル・バスキアの作品を5700万ドルで落札して話題になりました。作品を集めるだけではなく、公益財団法人現代芸術振興財団を設立。自らが会長となり、若手アーティストのサポートなども行っているようです。
前澤友作氏は高校卒業後ビジネスをスタート!
昭和50年 千葉県に生まれる。
平成6年 早稲田実業学校高等部卒業。
平成7年 輸入レコード・CDの通販ビジネスを開始。
平成10年 有限会社スタート・トゥデイを設立。
平成19年 株式会社スタートトゥデイが東京証券取引所マザーズに上場。
平成30年 株式会社ZOZOに社名変更。
令和元年 株式会社スタートトゥデイを設立し代表取締役社長に就任。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%8D%E6%BE%A4%E5%8F%8B%E4%BD%9Cより
総額1億円のお年玉プレゼントで話題に!
前澤友作氏の名前が広く知れ渡ったエピソードとしてあげられるのが、平成30年、月旅行を発表してテレビなどで報道され注目を集めました。
そして、平成31年には“100人に100万円ずつのお年玉をプレゼント”するとツイッターに投稿し、2日後にはリツイートの世界記録を作るなど、月旅行に続いて大きな話題を提供しています。その他、タレントや女優との交際などの報道で、前澤友作氏の名前を知った人も少なくないのでは。
また、地元・千葉愛が強く、住居や本社も千葉県内に構え、千葉マリンスタジアムの修繕費用に個人で1億円を寄付したこともあるそうです。令和元年房総半島台風の際には被害にあった千葉県の3市1町に1000万円ずつ、さらに館山市に20億円の寄付を行うなど、しっかりと社会へ貢献しているようです。
前澤友作氏の名言
前澤友作氏は数々の名言を残しています。いくつか気になったものをご紹介しましょう。
・お金の使い方はとても大事。うまく使えば減るどころか増える。
・起業を考えるということは、人や社会のことを考えるということ。
・起業の失敗は人生経験として大きなプラス、成功したらそりゃあね。つまりどっちに転んでも最高。
・常に人生の選択は、それが楽しいかどうか。
・「仕事を楽しもう」「カッコいい人になろう」という言葉は、競争を煽るより、よほどスタッフの心に響くし、会社にもいい影響をもたらします。
・悩んだ時には人の話に耳を傾ければいい。
前澤氏はとにかく人生や仕事を楽しむことに重きを置いているようですね。人生を成功に導くために、何でも楽しむということが大事かもしれません。
まとめ
次々と話題を提供してくれる前澤友作氏は、メディアなどを活用して注目を集めることが企業の経営にも様々な効果があると考えているようにも見えます。元ミュージシャンということもそのオリジナルな経営方法に影響しているのでしょうか。