「ユニクロ」や「GU」で広く知られている、ファーストリテイリングで代表取締役会長兼社長を務める柳井正氏。フォーブスの日本長者番付で長年上位にランクインしている、経営者の柳井正氏の様々な話題を調べてみました。
柳井正氏とは
柳井正氏の実家は、山口県宇部市で洋品店と土建業を取り扱っていた自営業だったそうです。少年時代は、商売に興味はなかったそうですが、生活の中で商売の話を耳にしていたため、商いの感覚が自然に身に付いていたといわれています。
宇部高校を卒業して、早稲田大学政治経済学部に進学。卒業後しばらくして実家に戻り稼業を継ぎます。日々仕事をしていく中で、商売の面白さに気づいたそうです。
その後、柳井正氏は80年代中頃、香港でジミー・ライに出会います。彼との出会いが柳井正氏にSPAと呼ばれる製造小売業の可能性を知るきっかけとなり、SPAチェーンの展開を日本で始めようと決意したとのことです。
柳井正氏は早稲田大学政治経済学部卒業!
昭和24年 山口県生まれ。
昭和46年 早稲田大学政治経済学部を卒業。
昭和59年 小郡商事社長に就任。
平成14年 株式会社ファーストリテイリング代表取締役会長兼最高経営責任者に就任。
平成17年 株式会社ユニクロ 代表取締役会長兼社長に就任。
平成20年 株式会社ジーユー取締役会長に就任。
日々多忙。仕事のことを忘れられるのは、ゴルフプレー中だけ!
2019年にアメリカの経済誌・フォーブスが発表した、「日本長者番付」で1位になった柳井正氏。そんな、柳井正氏は意外にも会食や外食はあまりせず、夕食は自宅で夫人の手料理を食べるのが日課だそうです。柳井正氏は早起きでも知られていて、朝6時半に出社するが、16時には退社するとのこと。そのため、社員にも7時出社・16時退社を勧めていて、帰宅後自己投資する時間を作るなどを提唱しているそうです。
アートコレクターとしての一面もあり、自身が経営するユニクロでは、アーティストとのコラボ商品を販売したこともあるようです。
また、ゴルフ場を所有し、自身でもプレー。多忙な毎日の柳井正氏ですが、ゴルフのプレー中だけは、仕事のことを忘れられる時間だと言っています。
柳井正氏の名言
柳井正氏は数々の名言を残しています。いくつか気になったものをご紹介しましょう。
・頭のいいと言われる人間に限って、計画や勉強ばかり熱心で、結局何も実行しない。
・10回新しいことを始めれば9回は失敗する。
・失敗に学ぶことと、リカバリーのスピード。これが何より大切である。
・人生でいちばん悔いが残るのは、挑戦しなかったこと
・常に、組織は仕事をするためにあって、組織のための仕事というのはない。
これらの名言を見ると、柳井正氏は行動力があり、失敗を恐れずに何度もチャレンジしたのでしょうね。スピード感を持って取り組んだからこその成功なのでしょう。
まとめ
実家を継ぎ、その後は「ユニクロ」や「ジーユー」などSPAチェーンを幅広く展開。ファーストリテイリングを一代で築き上げた柳井正氏は、これからも実業家として様々な活動を見せてくれるのではないでしょうか。