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元・株式会社gloops社長・梶原吉広氏の経歴・話題まとめました!

株式会社gloops(グループス)の創業者で元社長。2005年に広告代理店「有限会社グローバルメディアソリューション」(後の株式会社gloops)を設立。初年度での売り上げを元にインターネット事業に参入したそうです。

『大争奪!!レジェンドカード』など多くの登録者を持つソーシャルゲームをヒットさせ、“業界の風雲児”として話題になった人物の経緯などを調べてみました。

梶原吉広氏とは?

ゲーム

ソーシャルゲームで広く知られている株式会社gloopsを起ち上げた梶原吉広(かじわらよしひろ)氏。もともとは梶原氏を含めた3人で創業した広告代理店だったそうです。そこで得た資金でインターネット事業を始め、すぐに成功というわけでは無かったようですが、2009年に『渋谷クエスト』というゲームをリリース。当時はまだ「ソーシャルゲーム」という言葉も存在しないなか、数日で30万人の会員が集まったと言われています。

梶原氏は業界のパイオニア的な存在のようですが、普段はほとんどゲームをプレイしていないそうです。そのため、自社のタイトルをユーザーに近い視点を見ることができるのではないでしょうか。

広告代理店からスタート!

  • 昭和54年 福岡県に生まれる
  • 平成17年 「有限会社グローバルメディアソリューション」(株式会社gloops)を設立。
  • 平成24年 (株)gloopsを(株)ネクソンに365億円で売却。
  • 平成26年 タレントの山本梓と結婚
  • 現在はシンガポールを拠点に幅広く事業を展開しているそうです

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A2%B6%E5%8E%9F%E5%90%89%E5%BA%83より

梶原吉広氏のゲーム紹介!

それでは梶原吉広氏が携わったゲームを紹介していこうと思います。

<渋谷クエスト>

渋谷クエストに触れずに梶原氏は語れないでしょう。渋谷クエストは携帯電話向けのSNS「REAL」で2009年にリリースされたゲームです。のちにモバゲータウンでも提供がスタートしました。
渋谷クエストは、渋谷を舞台に敵を倒しながら敵キャラクターのコレクションを楽しむゲームです。課金要素もあり、ポイントを使用して武器や防具をレベルアップできます。また、SNSに登録している人とマルチプレイも可能でした。まさに今時代を席巻しているSNSゲームの先駆けといっても過言ではないでしょう。

<大戦乱!!三国志バトル>

梶原吉広氏が携わったゲームの一つ、大戦乱!!三国志バトル。今でも人気の高い三国志に出てくる数々の武将や軍師でデッキを組み、仲間と協力しながら連合軍(ギルド)同士で戦う「リアルタイムバトルゲーム」です。デッキを強化し、奥義などを駆使して戦うそう。 仲間と一緒に天下統一を目指すというゲームです。
武将や軍師のイラストは、有名なイラストレーターや漫画家が多数参加しており圧巻。公式サイトには500枚以上のイラストが公開されていたり、公式画集も出ているのでそのクオリティの高さと人気さが窺えますね。

<大乱闘!!ギルドバトル>

梶原吉広氏が創業したgloopsが最初にリリースした大乱闘!!シリーズ、大乱闘!!ギルドバトル。ほかのプレイヤーたちと協力しながら、一番強いギルドを目指すバトルゲームです。ギルドの仲間たちと絆を深めつつ、ギルドメンバーを増やしていくことがゲーム攻略のカギと言えるでしょう。任務やイベントで武器や防具を入手し、ギルド対抗戦で仲間と共に戦い勝利を獲得するという友達と一緒にやると盛り上がりそうなゲームです。
同ゲームは2010年7月から提供開始され、2017年に約7年間の歴史に幕を下ろしました。

<SKYLOCK(スカイロック)>

スカイロックは、梶原吉広氏が代表を務めていたgloopsがリリースした王道RPG。シナリオを脚本家の渡辺雄介氏が手掛けるアプリで、mobageでプレイできるゲームです。2000種類を超えるたくさんの「魔者」たちの中からお気に入りの魔者を育成、最強パーティを作り、世界を救う旅に出る…といったまさに王道ゲームですね。ダンジョン探索型クエスト、コマンドバトルと色々な要素がありますが、簡単操作で育成を楽しめるようです。ファンタジーの世界観が好きな人におすすめのゲームと言えるでしょう。

<大熱狂!!プロ野球カード>

梶原吉広氏が携わった大熱狂!!プロ野球カードは、2011年にモバゲーに提供したゲームです。プロ野球選手のカードを集め、育成・強化することでオリジナルのチームを組めるカードゲームとのこと。
強化したい選手カードに、ほかの選手カードの能力を継承していくことで、選手カードのレベルや能力をアップさせていくそう。オーダー内では、選手のポジションや打順も自由に変更でき、自動オーダー設定で最強ナインを構成することもできるのだとか。カードには選手の戦う姿のほかサインもあり、ファンにとってはカードを集めるだけでも楽しいゲームだったのではないでしょうか。
同ゲームは2019年2月にサービスが終了し、約7年半の歴史に幕を下ろしました。

ジャパンドリームを手に!

シンガポール

学生時代はイベント企画でDJなどをしていた梶原吉広氏。彼は服飾の専門学校に通っていたそう。株式会社gloopsを売却した経営センスには、“ジャパンドリーム”を手にしたと業界ではいわれているようです。

gloopsを経営していた際は、社内のあらゆる場所にホワイトボードを置かれていたとのこと。プランナーやエンジニアたちが通りかかったときにお互いのプロジェクトで何をやっているのか、わかるようにしていたそうです。そして社内には隠すような情報はないとの考え方からオフィスは極力ガラス張りにしていたとのエピソードもあります。

私生活では2014年に元グラビアアイドルでタレントの山本梓さんと結婚し、その後第一子が誕生しました。ソーシャルゲーム界の風雲児と呼ばれた梶原氏は現在、シンガポールで様々な事業を展開しているそうです。

インタビュー記事の梶原吉広氏の写真はコチラ

とことん野球応援プロジェクト

梶原吉広氏は、「大熱狂!!プロ野球カード」といった野球のゲームもリリースしています。梶原氏は野球のことをとても面白いスポーツだと思っていて、野球のゲームを提供することで、野球好きはゲームでも楽しむことができ、普段あまり野球を見ない人にも親しみを持ってもらえると考えたそう。そして2012年に「とことん野球応援プロジェクト」をスタートしました。
プロジェクトを通して、MLB開幕戦の冠スポンサーとして協賛したり、テキサス・レンジャーズや楽天イーグルスとパートナーシップ契約を締結したりしています。また、gloopsシートプログラムを実施したりと精力的に活動しており、「とことん野球応援プロジェクト」は成功を収めたと言えるでしょう。

まとめ

数多くのヒットタイトルを製作・発表し、ソーシャルゲーム業界を創成期から歩んできた梶原吉広氏は、ソーシャルゲーム事業とは別の事業の展開をすでに考えているのでしょうか。

今後どのような話題を提供してくれるのか注目してみたいところです。

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