Forbes 30 Under 30 JAPAN 2018にも選出された期待の若手実業家・加藤將倫氏。東京大学工学部在学中に設立した株式会社Progateの創業者であり代表取締役CEOとして同社をけん引しているようです。加藤將倫氏の経歴や創業に至ったエピソードなどを取り上げています。
加藤將倫氏とは
中学校を卒業するまでオーストラリア・パースで生活していた加藤將倫氏。プログラミングとの出会いはその当時だったそうですが、実際に勉強をスタートしたのは大学3年になってからとのことです。
しかし、なかなかすぐに上達とはいかなかったそう。そんな状況に変化が起きたのはプログラミングの学習サークルに参加したのがきっかけだったそうです。そこで2つの出会い、ウェブサービスの開発依頼と「プログラミングの師匠」との出会いでした。“師匠の教え”によりプログラミングへの理解が深まったといいます。
もともと勉強することは好きで学んだことは実行したいという気持ちも強かった加藤將倫氏は、2カ月ほどでウェブサービスを無事に完成させることができました。依頼された仕事を最後までやりきったことは、大きな自信になったそうです。
加藤將倫氏は東京大学在学中に株式会社Progateを設立!
平成5年 愛知県生まれ。
平成23年 東京大学工学部電子情報工学科入学。
平成26年 株式会社Progateを設立。
平成30年 Forbes 30 Under 30 ASIA 2018に選出。
https://venturenavi.dreamincubator.co.jp/articles/interview/4011/より
起業家を目指すきっかけUSA!
加藤將倫氏が起業家を目指すきっかけになったのはアメリカでの体験だったそうです。「SXSW」(サウス・バイ・サウスウエスト)というイベントに出向いて起業家や、有名企業のエンジニアと話をすることができたそうです。その場では「この製品で世界を変えるんだ」「今自分はこんなサービスを作成しているんだ」と、加藤將倫氏に熱く語ってくれたとのこと。そういった姿に心を揺り動かされ、起業家はかっこいいと思った一方で悔しい気持ちにもなったそうです。
それはなぜか。起業家たちが自分のことを説明したあと「ところで君はどんなものを作っているんだい」と聞かれても、大学のサークルで受託開発していることの他に、語るべきものがないと気がついたそうです。その時、たくさんの人にプログラミングを広めたいという思いと同時に起業家になりたいという思いが一つに重なるように感じたそうです。
そして帰国後、加藤將倫氏は誰にも相談することなく大学に休学の手続きをし、4カ月後には仲間たちと会社を起ち上げて、Progateの開発を始めたとのことです。
まとめ
大学入学後にプログラムの勉強を始め、休学届を出して起業した加藤將倫氏。とてもフットワークが軽く、企業の成長も勢いがあるようです。プログラミングを始めてから様々な出会いが加藤將倫氏を起業家へと導いたように思えます。今後の展開にも注目が集まるでしょう。